
私を育んだ紀州の大自然と、交通事故体験
和歌山県は紀ノ川の支流にある、貴志川に面した町、紀美野町で生まれ育った私は、幼少の頃は、野を川を山を走り回って遊んでいる野生児でした。
空気がおいしい環境で、当時は町を走る車の数も少なかったのですが、私が小学校二年生の時、その車と接触事故を起こしたのです。
今だから言えますが、実は私はこの体験が元で、車が苦手だったのです。
お金がなかった苦学生時代と車との縁
県立海南高校を卒業した私は明治大学へ進学しました。ただしお金が無いので夜間生です。
学費を捻出する為、昼間の働き口を探していた私を、唯一採用してくれた会社があろうことか、車の販売会社(東京マツダ)だったのです。
陰で支えてくれた先輩方の愛情
車の知識はゼロで、免許すら持っていなかった私を経理マンとして雇っていただいたことにも感謝していますが、なにより私が幸運だったのは優秀な先輩諸氏に恵まれたことです。彼らは決して奢ることなく、恩着せがましくすることもなく、いつも気付かない所で私を見守り、応援してくれました。
縁あって社長に就任した現在でも、この時の体験は生きています。
お客様が気付いていないような箇所でも、アドバイスを差し上げたり、メンテナンスをしたり、見えない箇所ほど気を配り、お客様のカーライフを陰で支えることができるよう、心掛けています。
苦手から天職になった車と自然への恩返し
何の因果か、事故で苦手になった車を、生涯の仕事に選んだ私の人生・・・
残りはエコ車検、エコ整備で少しでも共存できる社会に近づけるよう、お手伝いをしたいと考えています。
東京の空に、故郷紀州の澄んだ空気が流れることを夢見て・・・。
株式会社CSトナン 代表取締役 社長吉田 弘延